Sailor Fountain Pen, Lecre, Iron Blue, Medium Point, 12-0332-340

Simple & elegant

ペンの長さが思ったより短く、持ちにくかったです。こんなに短いのは、セーラーの万年筆の中ではレクルくらいではないでしょうか。ペンの長さまで考慮していなかったので、かなりショックです。色は、深い赤色でとても気に入ったのですが…。手の大きい方や、男性には書きにくいのではないかと思います。購入する時は、ペンの太さや長さまでしっかり確認すべきだと思いました。

Theステレオタイプの万年筆。ずっとこういった見た目の万年筆を作ってきたメーカーなので、万年筆と言われて大体の人が想像する万年筆というのを手軽に購入できる。その分、モデル名や型番が細分化されていても代り映えがしないという欠点があるが。 概ねの初心者は目に見えて分かりやすい軸の形状やキャップなどの色などで判断して買うため、初心者にとりあえず初めての一本として渡す分にはとりあえず一般的には失礼には当たらないような値段帯であり調達しやすいという利点がある。五千円以上一万円以内とかは余程恩を売りたいときとかマウント取りたいときに効率性重視で買うもので、一般的に知り合いなどの気心の知れている仲で渡す分にはこのくらいの値段の方が渡しやすいし相手も受け取りやすいと思われる。ただし四季織のような化粧箱に入っているわけではないため、ある程度気心の知れている目上の人や、誰かに誕生日プレゼントで渡すにはあまり向かない。それならば素直に四季織を買ったほうが化粧箱の有無も相まって贈答向けとしては無難である。 間違えないでいただきたいのは、これはゴールドIP仕上げというもので、金メッキである。このため厳密には金ペンではない（そもそも昨今、金ペンと書かれていてもよく説明書を読んでみると18Kメッキ処理とか注釈が入れられているなど、金とペンポイントに使う合金だけで出来ているペン先のペンというのは意外と少ないのだが）。つまるところ金メッキされたステンレスペン先を搭載した鉄ペンである。もちろん、金の本来持つ耐酸性はイオンプレーティング加工の特性上遺憾なく発揮されるし、見た目も相応に良いものなので安さを感じさせるといったことはあまりないだろうと思われるが、ペン先は金をそのまま使っているだとかではないことは明記しておく。 もちろん、耐酸性という意味では地金であるステンレスも昨今は金と遜色ない耐酸性を備えているし、場合によっては金ペン先よりも柔らかい鉄ペンの方が多いが、鉄ペンの方が硬くて酸に弱いといった昔の知識そのままで解説しているサイトが多いため明記しておく。 実際問題、金ペンはヴィンテージ物も含めて何点か所持しているが、ガチの金とペンポイントの合金だけでペン先が造られているペンは確かに多少柔らかいが、実際の使い心地としてみてみるというほど柔らかくはない。ヌードラーズインクのエイハブの方が余程柔らかいと云えるくらいには違いがない。なので金ペンか否かは差ほど重要ではない。実際これは某大学と某コーポレーションが共同研究を行った結果実証されている。 ただし見た目は奇麗なので人に贈る分においても、自分で使うにおいてもそれなり以上に満足感はあるのではなかろうか。 インクカートリッジは通常の黒のカートリッジが付属する。こちらは通常の水性染料インクなので水濡れ厳禁である。 パイロットもそうだが、セーラー万年筆の自社サイトでのインクカートリッジの記載が少し意地悪い。パイロットもセーラー万年筆もプラチナ万年筆もブルーブラックには水性の酸性インクを使用している。つまり没食子インクや古典インクやら呼ばれる類だが、プラチナ万年筆は自社サイトでブルーブラックは酸性だと記載している。実際乾いてから水性の染料インクと水性の酸性染料インクとでそれぞれ水で流してみたが、ブルーブラック以外は余裕で褪色したがブルーブラックは褪色しにくい。 つまりセーラー万年筆もパイロットもブルーブラックには酸性インクを使用しているということになる。しかし両社の自社サイトでは殆どそのことには触れられておらず、水性とだけ記載がある。まぁ古典インクという分類は本来なく水性か顔料かといった分類で見れば没食子インクは水性インクに分類される為間違ってはいないのだが、もう少しプラチナ万年筆のようにBBやRBは酸性インクなど、記載があると選びやすい。

The color is very classy. I like that the pen name isn’t written obviously like on the precious stone series. It was’a gift and recipient was very pleased with it.

■筆記感字幅は中細字とあるが、パイロットの細字並み。その割に筆記してても紙に引っかかる感じが無く、ある程度滑らかな書き心地。俗に言うヌラヌラとした感じではない。■大きさ写真だけでは分からないかもしれないが、本製品は短い。キャップを外した状態だとユニボールワンPよりも短い。キャップポストした状態で使用するのが前提と考えてもいい。指が太い、手が大きい人は要注意。■ねじ式この価格帯では珍しくねじ式キャップ。そのおかげでインクが乾燥しにくい。1週間放置してても余裕で書けた。■総評コンパクトで取り回しが良いため、ミニ6サイズの手帳にも合わせやすい。前述の通り字幅が細いので、5mm方眼にも余裕で書ける。最初は短く感じて使いにくいかと思ったが、慣れてくると手にフィットしてきて最近の普段使いは本製品になってきた。ガバガバなメンテナンスでも問題なく使えるという点が心強い。

実物は、本体はプラスチックで軽く、重量感がほぼないので安っぽく感じた。値段にそわないかな。

小振りながら、書き易い満足して居ます。

Writes well. I can carry it anywhere and won't mind (too much) if I lose or drop it. And now I need only buy Sailor cartridges.